とと姉ちゃん|平塚らいてうの青鞜の全文!元始女性は実に太陽だった

 

朝ドラ『とと姉ちゃん』では、平塚らいてうが登場します。

 

このドラマではらいてうの登場は初めてになりますが、

その著作である雑誌「青鞜」はたびたび登場して、

ヒロインの常子やその妹の鞠子に大きな影響を与えてきました。

 

また編集の花山伊佐次にも影響を与えた描写もありましたし、

かの有名な「元始、女性は太陽だった」の表題もたびたび読まれました。

 

このドラマにとっては陰の重要人物である平塚らいてうの

青鞜の表題の冒頭の内容をご紹介します。

 

平塚らいてう

 

コンテンツ

平塚らいてうの青鞜の全文!元始女性は実に太陽だった

 

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元始、女性は実に太陽であった。真正の人であった。

 

今、女性は月である。他に依って生き、他の光によって輝く、

病人のやうな青白い顔の月である。

 

【解説】

かの有名な冒頭のフレーズは、当時の女性の置かれた社会的立場

如実に表しています。

 

女性の自立の有無を「太陽」あるいは「月」と表現し、「他」とは

男性を指していますね。

 

いきなり冒頭から女性の解放や社会的な自立を促しています。

 

【続き】

 

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さて、ここに「青鞜」は初声を上げた。

 

現代の日本の女性の頭脳と手によって始めてできた「青鞜」は初声を上げた。

女性のなすことは今はただ嘲りの笑を招くばかりである。 私はよく知っている。

 

嘲り笑の下に隠れたるあるものを。

そして私は少しも恐れない。

 

しかし、どうしよう女性みずからみずからの上にさらに新にした羞恥と汚辱の

惨ましさを。

 

女性とはかくも嘔吐に値するものだろうか、 否々、真正の人とは

 

私どもは今日の女性として出来るだけのことをした。

心の総てを尽くしてそして産み上げた子供がこの「青鞜」なのだ。

 

よし、それは低能児だろうが、奇形児だろうが、早生児だろうが仕方がない。

暫くはこれで満足すべきだ、と。

 

果たして心の総てを尽くしたろうか。ああ、誰か誰か満足しよう。

私はここに更により多くの不満足を女性みずからの上に新にした。

 

女性とは斯くも意気地なきものだろうか、 否々、真正の人とは

 

しかし私としてこの真夏の日盛の中から生まれた「青鞜」が極熱をも

よく熱殺するだけ、それだけ猛烈な熱誠を有っていると言うことを

見逃すものではない。

 

熱誠!熱誠!私共はただこれによるのだ。

 

熱誠とは祈祷力である。意志の力である。禅定力である、神道力である。

言い換えれば精神集注力である。 神秘に通ずる唯一の門を精神集注と言う。

 

※仮名遣いは現代のものに直しています

 

冒頭に続く部分は、当時のらいてうの激しい性格が表れている文章ですね~

 

世間に叩かれることは承知ですし、女性たちにも半ば煽り気味に

自立の必要性を説いていますね。

 

また最後のほうでは当時傾倒していた禅や宗教の影響も見受けられます。

 

以前らいてうが起こした塩原事件が当時としてはかなりスキャンダラスで

あったこともあり、雑誌青鞜はかなりのバッシングに遭うことになります。

 

また当時としてはタブーであった性差別や男尊女卑を正面だって

取り上げたことから、発禁処分なども受けることもありました。

 

それでも決して主義主張を曲げなかったらいてうらの活躍は、

その後の女性解放男女平等にもつながっていったのです。

 

前作では女学生時代の気性の激しいらいてうが描かれましたが、

今作の朝ドラではどのようにその人となりが描かれるのでしょうか?

 

楽しみですね♪

 

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